仕事をクビになったので、名古屋でウーバーイーツ配達員を始めてみた話

ウーバーイーツ配達員で月収20万円稼ぐためにはどうしたら良いのか!地道にデータ収集&戦略をたてていきます。

【元飲食店員が考察する】UberEats(ウーバーイーツ)にレストランが加入するメリットとは?

どーも、アイイロです!

 

名古屋のウーバーイーツでは、先日のガスト参入もあり、次々に加入するレストランが増えています。

今回の記事では、私アイイロが元飲食店員として、レストランがウーバーイーツに加入することの意義を考察していこうかと思います。

また、個人店とチェーン店ではウーバーイーツに参入する意義も変わってくると思いますので、今回の考察では分けて考えていきますね!

私自身、チェーン店でも個人店でも働いたことがございますので、両者の視点に立てるのではないかと思っております。

 

「ウーバーイーツに加入するメリットデメリット チェーン店編」

メリットとしては次のようなものがあると思います。

 

とにかく手軽さがウリにできる

チェーン店といえば、マクドナルドが代表的なものかと思うのですが、名古屋市内に多く点在しているためどこから注文しても15分程度で配達されます。

この手軽さはレストラン側としても大きなメリットなのではないでしょうか。

 

店舗のキャパシティを超えた売り上げを確保できる可能性が高まる

飲食店としては、最も売り上げにつながるのがテイクアウトであることが多いです。

例えば店舗に10人しか座ることのできない場合、テイクアウトなしでは10人分の売り上げしか上がりませんが、そのうち5人がテイクアウトした場合、後5人分座ることができるので売り上げの最大値が上がるのです。

ウーバーへの手数料を支払ったとしても、レストランさんの利益になることは明確でしょう。

 

ぱっと思いつくメリットは以上です!

また、配達員としてもチェーン店はオペレーションがしっかりしているのでピックアップ(お料理を受け取ること)に行った際もスムーズに完了します

混んでいたとしてもきちんと注文された順に用意して頂けるのでストレスなくピックアップできます。

 

では次に、デメリットをみていきましょう。

 

お料理が冷めたり、崩れてしまう可能性がある

これは個人店も一緒ですが、これがウーバーイーツ最大のデメリットです。

運ぶパートナー(配達員のこと)は経験数も様々で、もしかしたら初めて配達に来たような人に運んでもらうことになりかねません。

そうした際、お料理が万全の状態で届けられる可能性はかなり低くなってしまうでしょう。

 

混雑時などオペレーションが複雑になる

マクドナルドさんは非常にうまくオペレーションを組んでいる印象を受けますが、その他のチェーン店さんではオペレーション自体が複雑になってしまっており店員さんも混乱している場合が多いように思いました。

特にお店が混雑してる時は本当に大変だと思います。

ただ配達員もボランティアではないので、そのあたりも配慮してオーダーをさばいて頂きたいものです。。

難しいんですけどね。。私だったら発狂してそう。。

 

配送料がかかるようになった場合、ファストフードの注文数が減る可能性がある

これはあくまで推測ですが、500円未満のお料理のために300円以上もの配送料を払える人がどれほどいるでしょうか。

決して少なくはないと思うのですが、配送料無料の現状よりも少なくなるのではないかと思うのです。

こればっかりはそうなってみないと分かりませんが、可能性は高いと思います。

 

「ウーバーイーツに加入するメリットデメリット 個人店編」

続きましては個人店編のメリットです。

 

多くの人に認知してもらえる

個人店の場合、立地の関係などでうまく集客できていなかったりしている場合が多いように感じます。そんな中、ウーバーイーツのサービスで一気に認知度を高められるのは最も大きなメリットになるのではないかと思うのです。

 

店舗のキャパシティを超えた売り上げを確保できる可能性が高まる

これはチェーン店のメリットとかぶりますが、個人店の場合さらにメリットになる可能性が高いと思います。

というのも、非常に小規模でやられているお店も少なくないと思いますので、そんな中お店のキャパ以上の売り上げを確保できるのは大きな意味があります。

 

続いてデメリットをみていきましょう

 

お料理が冷めてしまったり崩れてしまったりする

こちらもチェーン店と同じですね。ウーバーイーツを利用するレストランとしては共通のデメリットだと思います。

ただ、こちらも個人店の方が大きなデメリットになりやすく、お客さんの心理としても再利用や来店につながる可能性はかなり低くなってしまうのではないかと思います。

対策として、お店側でも工夫はすべきだと思いますが、大半は配達員しだいですので何とも言えません。

私が配達する際は、責任を持ってお届けいたしますよ!!

 

対面で接客することができない

個人店の場合、オーナーやスタッフの人柄をウリにしているところも少なくないのではないかと思います。

そういった場合、対面で接客できないのはデメリットになり得ますよね。

私が配達したことがあるレストランさんでは、お料理が入っている箱やら袋にメッセージを書いたりしているところもあっていい対策になるのではないかと思いました。

 

ブランド的な価値が下がってしまう可能性がある

例えばカフェなんかでよく思います。

今までは、カフェの空間や雰囲気も含めて商品の価値が上がっていたものが、配達という形だと急にチープになってしまいがちです。(あくまで個人的な偏見です)

手軽にお客さんに食べてもらえるというメリットの半面、安っぽくなってしまうというのは痛いデメリットなのではないかと思うのです。。

 

店舗に配達員が来ることで店内の雰囲気を損ねる可能性がある

これをデメリットとして挙げたのは、私自身が実際にピックアップに行くと、このお店入っても大丈夫かな。。とおもうことがあるからです(笑)

でっかい黄緑のバッグ背負って、元気にウーバーです!と言いたいところですが、そうはいきませんよね。。

お店側としても、特におしゃれなカフェの場合あまりいい思いはしないと思うのです。

対策として、あらかじめ配達員に裏口から入るように指示していたり、バッグは外に置いておくように指示を下さるレストランさんもあるのでそれがいいかと!

配達員としても、そのあたりを配慮してピックアップに向かえると良いですよね!

 

「まとめ」

いかがでしたでしょうか。

これらを踏まえて、個人的な意見ですが、チェーン店の方が現状だとメリットが多いように感じます。

ただ、個人店でもやり方次第ではウーバーが強い味方になってくれるのではないかと思いますので、思考してみてはいかがでしょうか。

 

また、配達員の立場で申し上げるのも恐縮ですが、まだウーバーのサービスが普及し始めたばかりの名古屋では、一回一回の配達の質を高め、多くのお客さんに満足して頂くことが重要なのではないかと思います。

そのためにも、レストランさんと配達員の協力関係は必ず必要です!

私たち配達員も必ず力になれるよう頑張りますので、レストランさんもがんばりましょう!

 

ということで、今回はいつもより長くなりましたが、ここまでとさせていただきます!

それでは!